富士橋

fujibasi

八丈島の八丈富士側は土質が玄武岩溶岩とスコリアのため、水はけがよく、通年流れる川は一本もない。でも、時折降る大雨の流れるコースは決まっているようで、八丈富士周りにも数カ所の橋がある。
その一つである「富士橋」。
都道から八丈ビューホテル側に進む道をのぼり、ホテル前を通り過ぎて道なりに進むと、「富士環状林道」の標識があり、左に曲がって林道を歩くこと30分。
橋としてはあまりに小さく、見落としてしまいそうだが、「富士橋」と書かれてた欄干には、コケの付き具合なんだか歴史を感じる趣がある。

ここまで歩いてきたら、さらに進んで、鉢巻き道路を目指そう。

ハマゴウ(浜栲)

hamagou

科:クマツヅラ科
学名:Vitex rotundifolia
八丈名:ぼーのつら
花期:7月・8月・9月
分布:本州・四国・九州
撮影:2005年6月30日/ポンプ台

八丈島の初夏というか梅雨の後半に咲き始める。
海が間近に迫るような場所で、枝を這うように伸ばし、淡青紫色の花を無数に咲かせ、八丈島の溶岩質で黒い海岸線に彩りを加えている。

ユウゼン(友禅)

yuuzen-1

科:チョウチョウウオ科
学名:Chaetodon daedelma
撮影地:ナズマド/水深 20m/体長 13cm

八丈な魚の代表格ともいえるユウゼン。
八丈島近海から小笠原付近にもっとも多く生息している日本固有種。
八丈島にダイビングをしにやってくる人々の多くが、必ず見たいと思っておる魚の一つ。
図鑑などで見ると真っ黒で地味目な魚に見えてしまうが、本物は感動するくらい綺麗な魚で、友禅織りから名付けられたユウゼンという和名に納得する。
ペアで餌をついばんでいる姿をよく見かけるが、近づいても逃げないので、じっくり観察することも撮影することも容易だ。
また毎年5月頃になると、繁殖行動として100匹近くのユウゼン達が集結し、大きなユウゼン玉になることが知られている。