モンガラカワハギ(yg)

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和名:紋殻皮剥(もんがらかわはぎ)
学名:Balistoides conspicillum
八丈名:ブーブーメ
科:モンガラカワハギ科
体長:5cm
撮影地:ナズマド/水深 10m

幼少時代には全身にある「白い水玉模様がかわいい!」と評判のモンガラカワハギ。
伊豆半島付近だと、冬を越えられない死滅回遊魚になってしまうが、かつては南からやってきたにせよ、現在は真冬でも成魚を見る事が出来るので、八丈島で繁殖していると思われる。
フィッシュウオッチングでも人気の魚だ。

ミヤコキセンスズメダイ(yg)

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和名:みやこきせんすずめだい
学名:Chrysiptera leucopoma
科:スズメダイ科
体長:2cm
撮影地:ナズマド/水深 4m

ナズマドのエントリーしてすぐにある岩で、ナガウニが掘った穴に隠れるようにしているミヤコキセンスズメダイ。
鼻先から目の上を通って背びれまで続く、メタリックなブルーのラインが一際輝いている。背びれがオレンジなの見逃せないぞ。
※下の岩にへばりついているのはホソウバウオです。

ネズスズメダイ(yg)

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和名:ねずすずめだい
学名:Chrysiptera glauca
科:スズメダイ科
体長:2cm
撮影地:ナズマドのタイドプール/水深 10cm

タイドプール、それも手の届きそうな浅瀬にやってくる南からの季節来遊魚(死滅回遊魚)であるネズスズメダイ。
淡いブルーがまるで宝石のようにさえ感じられる。
9月から10月くらいで見られる期間限定の海水魚。
タイドプールで探してみよう!

ヒレナガカンパチ(鰭長間八)

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学名:Seriola rivoliana
科:アジ科
体長:90cm
撮影地:乙千代ヶ浜/水深 7m

カンパチと比べ、第2背鰭の前方が鎌状に伸びているのがヒレナガカンパチなのだが、八丈島の海でダイビングした際にはヒレナガカンパチのほうが圧倒 的に出会う確率が高く、カンパチを見かけたらヒレナガカンパチと思ってほぼ間違いない。それはカンパチより分布域が南だからだろうか。
またダイバーのエアーを小魚の群と勘違いし、集まってくる事あり、時には周囲を回ってくれたりと、なかなかフレンドリーな一面もある。
漢字書くと「間八」。この和名の由来は、正面から見ると眉間の模様が漢字の八の字に見える事から「間八」と名が付いたのだ。

ナメモンガラ(嘗紋殻)

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科:カワハギ科
学名:Xanthichtys mento
八丈名:トミ
撮影地:ナズマド/水深 17m/体長 25cm

八丈の海で潜ったら出会う確率はかなり高く、ユーモラスな顔つきと体型は一度見たら絶対に忘れない。
この姿では速く泳ぐのは絶対に無理だと思われるが、実は泳ぎはかなり達者、で激流の中でこっちが必死に岩に掴まっているのを横目に、背ビレと腹ビレを巧みに使ってスイスイ泳ぐ。
オスは繁殖期になると体色を黄色に染め、派手な婚姻色に身を包み、いっそう目立つ存在となる。
雄の見分け方のポイントは「背ビレが黄色」。(写真は雄)

八丈方言名で「トミ」と呼ばれ、古くから親しまれて来た魚であるが、最近になってスーパーに並ぶ事もある。

ユウゼン(友禅)

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科:チョウチョウウオ科
学名:Chaetodon daedelma
撮影地:ナズマド/水深 20m/体長 13cm

八丈な魚の代表格ともいえるユウゼン。
八丈島近海から小笠原付近にもっとも多く生息している日本固有種。
八丈島にダイビングをしにやってくる人々の多くが、必ず見たいと思っておる魚の一つ。
図鑑などで見ると真っ黒で地味目な魚に見えてしまうが、本物は感動するくらい綺麗な魚で、友禅織りから名付けられたユウゼンという和名に納得する。
ペアで餌をついばんでいる姿をよく見かけるが、近づいても逃げないので、じっくり観察することも撮影することも容易だ。
また毎年5月頃になると、繁殖行動として100匹近くのユウゼン達が集結し、大きなユウゼン玉になることが知られている。